W3000のフリーアドレスデスクについて解説します。

W3000フリーアドレスデスクとは

 W3000のオフィスデスクといいますと、そのサイズのため、自ずからフリーアドレスデスクをさす事になります。フリーアドレスの天板サイズでは、W2400とW2800が人気が高く、一方W3000はさほど流通していません。

 W3000mmの天板を搬入・搬出するためには、ある程度以上に大きな間口が必要になります。加えて2階以上のオフィスであれば、W3000を搭載できるエレベーターか、もしくはW3000の切り返しができる階段も必要です。

 つまり、W3000のフリーアドレスを搬入できる環境自体が、とても限られているわけです。W3000の流通量が少ないというのも、むべなるかなといったところですね。

W3000フリーアドレスの特色

 フリーアドレスデスクは横連結により、自在な大きさの対面対向レイアウトを構成できますが、最大連結長および連結回数とにそれぞれ制限があります。2014年現在の製品では、横幅12000mmが最大長の目安になっているようです。

 実際に12000㎜を作る場合には、「W3000×4」「W2400×5」「W2000×6」「W1500×8」などが考えられます。なお、「W1200×10」や「W1000×12」などになると、連結回数が多すぎて不可になるようです。

 同じ大きさの“島”であれば、機能は概ね同じです。
 天板横連結の継ぎ目を気にしなければ、着席できる人数も変わりありません。

 ではどこに違いがあるのかというと、実は天板の“裏”なんですね。
 フリーアドレスデスク天板の裏には、引き出しやCPUホルダーなどのオプションを取りつけられるようになっています。しかし天板の横連結部分では、「コネクト脚」という部材が連結箇所を占めるため、オプションを取りつけられません。よって、同じ大きさの“島”であれば、横連結の回数が少ない方が、オプション取りつけ位置の自由度がより高まる、という事になります。

 W3000は、日本のフリーアドレスデスクに現存するスパンとしては最大です。
 ですので、スケールメリットもまた最大であるといえるでしょう。

スケールメリット――大は小を兼ねる!

 W3000は1スパンを4人でシェアしても、ひとりあたり750mmが使えます。
 これは、W2000を3人でシェアするよりも大きいのです。

 また、オプションは机下に限らず、机上にハンギングビームを設けて利用するものもあります。
 W3000の真髄は、拡張性をも最大に活かせるスケールメリットにあるのです。 
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