電源コンセントユニットは、デスク天板上に容易にコンセント接続ができる機能です。

電源コンセントユニット

 電源コンセントユニットはデスクの天板上に追加できる2Pアース付きのコンセント口の事で、ひとつあたり2つのコンセント口があります。

 デスクの上でコンセントを容易に抜き差し出来る用途としては、常時使用しない電化製品等を定期的、もしくは不定期に使用するケース、およびノートパソコンの電源を抜き差しするシチュエーションが考えられます。

 実際オフィスによって電源コンセントの位置はまちまちですが、机上からコンセントを使用する際に無駄なく、配線も綺麗に使う為には電源コンセントユニットが非常に役に立ちます。

オフィスデスクと電源

 オフィスデスクと電源コンセントとの位置関係を考えてみると、3つに大別できます。

(1)机下(配線ダクトなどへ落とし込みされている電源)
(2)デスク天板面
(3)机上(立ち上げ式コンセントなど)

ワーカーにとって使い勝手のよさは (3)>(2)>(1) のようになるのではないでしょうか。電源コンセントに手を伸ばす必要の大小と比例する形です。また、コネクト口が“見える”事でも使いやすさが変わります。

 ところで、ご家庭でもオフィスでも、そしてデスク上でも、電源のタコ足配線は歓迎できる事ではありません。可能であれば、口数の多い電源コンセントを使いたいものではないでしょうか? こういった時、マルチコンセントユニットが大いに役に立ちます。電源コンセント・モジュラージャック・USBポートなど複数の組み合わせがあった上で、2口~6口の品揃えがあります。デスク天板面に設置するタイプや、天板エッジにクランプ固定する立ち上げ式などがあります。ただしマルチコンセントユニットにはアースのついた3穴のものとアースのない2穴のものとがありますので、導入の際にはよくお選びください。

 配線の集約整理は電源の取り回しの向上にも繋がります。適切な長さの配線ケーブルを使いつつ、必要に応じて配線ボックスを後づけし、配線のジャングル化を回避しましょう。
 デスクトップPCの裏面や、卓上照明の根元など、さりげない位置に電源コンセントがついているケースがあります。機能が同じであれば、こういった配慮のあるアイテムを選びたいですね。

3ピン電源について

家庭の日常生活で用いる家電製品の電源プラグは2ピンが大半です。オフィスで用いる業務用機器(PCや複合機など)の電源プラグは3ピンです。電源コンセントが2穴の場合は仕方がありませんが、もしコンセントが3穴でしたら、仮に生活上のなじみがあるとしても、3ピンのプラグを2ピンにして使うのは考え物です(3ピンを2ピンにするアダプタが安価で市販されてはいますが…)。
 なぜかというと、電源プラグの3本目のピンは、アースの役目を担っているからです。余剰電流を地面まで逃がす、あのアースです。オフィスワーカーにとって、余剰電流の機器への蓄積は脅威です…知らず知らずの間に帯電し続けた複合機が、PCが、あるいは社内サーバが、ある日突然沈黙する…!! 実際にこういった障害は発生していますし、このうちの何割かの原因は、アースの不使用による余剰電流の蓄積でしょう。

 オフィスの電源環境については、保安面を時おりに見直してみる事が大切です。UPS(無停電電源装置。CVCFとも呼ばれる)の導入が望ましいオフィスもあるでしょうし、ノートPCを日常的に過充電しているオフィスもまたあるかもしれません。
 電気は家庭上でも業務上でも、すっかり生活の一部になっているので意識されにくい事で、一般的に知られていないことが色々とあります。
Copyright (C) 2014 オフィスデスク辞典 All Rights Reserved