マルチモニターを配置する際、デスク上を圧迫せずに配置できるビームやアームがあります。

VESA FPMPMI規格

 VESA規格という言葉があります。ベサと読みます。“Video Electronics Standards Association”のイニシャルで、パソコンやワークステーション等のビデオ周辺機器に関する、アメリカの業界標準化団体です。この団体が定めた、液晶モニターをアームに取りつけるための物理的な標準仕様をFPMPMI(Flat Panel Monitor Physical Mounting Interface)規格といいます。

 VESA FPMPMI規格に準拠したモニターに使用できる、モニターアームやモニタービームが各社から販売されています

モニターを支えるさまざまなアイテム

 モニターアーム・モニタービームは“ポール”と“アーム”と“ファンクションビーム”が組み合わせにより、モニターをデスク空間上の任意位置に固定できます。

・ポール
 クランプによりデスク天板に固定します。
 モニターの縦方向の位置を調節します。
 1本のポールに複数のアームを取りつけられます。

・アーム
 ポールに固定します。
 モニターの横方向の位置を調節します。
 1軸・2軸・…と関節が増えるに従ってより細かな調節ができるようになります。
 アームを複数に用いる事でマルチモニターに対応します。

・ファンクションビーム(マルチモニタービーム)
 デスク本体に組みつけられている多機能ビーム(横梁)です。
 構造上、クランプ式のポールよりも耐荷重量に優れます。
 ビームに直接モニターを単数・複数ともに取りつける事もできますし、
 ビームにポールやアームを取りつける事もできます。
 なお、クランプ固定式のマルチモニタービームも市販されています。

モニターアームの機能

 1台のPCに複数のモニターを用いる事をマルチモニターといいます。マルチモニターはPC作業の生産性を向上させるスタイルとして人気があります。モニターアームにはマルチモニターをサポートするさまざまな機能が備わっています。

○チルト機構
 モニターの上下角度を最も見やすい角度に調節できます。

○ピボット機構
 モニターを左右に90°横回転し、縦型レイアウトに対応します。
 結線も容易に行えるようになっています。

○クイックリリース機構・アジャスター
 モニターの着脱・交換を簡便に行う事ができます。
 モニターの上下位置は微調整ができるようになっており、
 複数のモニターも高さを揃えられます。

○ケーブルワイヤリング
 ケーブルの抜けや断線を防ぐようになっています。

マルチモニターは表示範囲が拡大するので便利ですが、モニターが増えると置式のモニターではデスク上を圧迫します。トリプルモニター(モニター3台)以上のマルチモニターであれば、マルチモニターアームやマルチモニタービームの導入をご検討ください。
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