マルチファンクションビームは、ビーム(横梁)に機能性を持たせ、デスク上を立体的に使えます。

マルチファンクションビーム

 マルチファンクションビームとはその名の通り、多用な(マルチ)機能(ファンクション)を持つ横梁(ビーム)の事です。メーカーによっては、デスクトップフレーム、アッパーフレームシステム、ハンギングビームとも呼ばれます。

 例えばですが、オフィスデスクにデスクトップパネルがついていると、単なる目隠しである以上に重宝する場面が多いものです。ちょっとしたメモ書きなどをパネルに貼りつけられると、備忘録としても最適です。デスクトップパネルは机上面を立体的に用いる事を可能にします。
 マルチファンクションビームは、このデスクトップパネルの立体性を、より多様化したような部材だといえます。マルチファンクションビームに様々な付属品を組みつける事によって、デスク上の空間を立体化するとともに、デスク天板面の作業面積を節約できます。ビジネスホンなどや卓上照明といった、天板面上に置いていたアイテムの一部を、マルチファンクションビームに移す事ができるからです。

 このように便利なマルチファンクションビームですが、あらゆるオフィスデスクに用意されているわけではないようです。多様なアイテムの組みつけに耐えるという構造上の必要性から、フリーアドレスデスクのみがマルチファンクションビームを備えられます。

マルチファンクションビームに組みつけられるアイテム

 マルチファンクションビームに組みつけられるアイテムやアクセサリーを挙げていきます。

○モニターアーム
 VESA規格に準拠したモニターを支持するアームです。
 モニターは縦方向を微調整でき、また横方向の任意位置に移動できます。
 モニターの上下角度を調節するチルト機能が備わっている事もあります。

○モニター
 マルチファンクションビームに直接モニターを固定できます。
 VESA規格に準拠したモニターを固定します。 

○シェルフ
 シェルフは棚という意味です。
 ビーム上の任意位置に設置できます。

○ボックス
 ファイルや小物を収納できるボックスです。
 ビーム上の任意位置に設置できます。

○キャビネット
 特定のシリーズでは、A4ファイルを収納できるキャビネットの組みつけが可能です。

○スクリーン
 対面との目隠しとして設置します。
 ビーム上の任意位置に設置できます。

○組み込みパネル
 マルチファンクションビームの下に組み込むパネルです。
 ビームが目隠しパネルとして作用するようになります。

○カウンター
 マルチファンクションビームにカウンター状の棚を設けます。
 両面対向式のデスク配置の際に導入できます。

○マグネットボード

○トレー
 ・ファイルトレー
 ・コピーホルダー
 ・ボックストレー
 ・CDラック
 ・ペンホルダー
 ・ペーパーソーター
 ・電話台

etc...


 限りあるオフィススペースを最大限に有効活用すべく、日本が開発したデスクがフリーアドレスデスクであるわけですが、このフリーアドレスデスクのオプションであるマルチファンクションビームもまた、デスク上空間のポテンシャルを最大まで引き出す多様性を持っているといえそうです。

Copyright (C) 2014 オフィスデスク辞典 All Rights Reserved