デスクの鍵の種類は、引出にかけるシリンダーキーが一般的です。

デスクの鍵の種類

 シリンダータイプ

シリンダータイプはオフィス家具一般に広く用いられる錠で、鍵を用いて施錠・解錠します。

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 ダイヤルタイプの鍵

ダイヤルタイプは暗証番号をキーに用いて施錠・解錠するキーレス方式です。

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机上にまるごと鍵をかけるオフィスデスク!?

 「オフィスデスクに鍵をかける」といいますと、ほとんどのかたは袖机(引き出し)に施錠する事をご想像されると思います。確かに現代において、自分のデスク周りにかける鍵といえば引き出しへの鍵、仮に拡大解釈したとしても自分のPCへのアクセスにパスワードを設定する事くらいでしょう。

 ところが、かつて存在したようなのです、机上そのものに鍵がかけられる様式の机というものが。ロールトップデスク(rolltop desk)といいまして、19世紀末から20世紀初頭にかけて登場したデスクです。とはいえこの語(rolltop desk)が和訳されていない事から鑑みますと、日本ではあまり普及しなかったようです。構造としては、デスクの上部から天板全体を覆えるシャッターがついていて、1日の執務の最後にこのシャッターを下ろして施錠する、というものでした。自分が不在の間には誰も机上に触れない、という優れものだったようです。

 ロールトップデスクは木製でした。オフィスデスクの素材が、木材からスチールへと移り変わる過渡期の製品だったと見る事ができます。
 木製のオフィスデスクでは大きな引き出しが作れませんでした。紙は意外に重量があるので、紙を満載にした際の重量に、木製の引き出しでは耐えられなかったからです。
 一方、スチール製のオフィスデスクは、収納部(袖机の部分)を大きく取る事ができました。オフィスデスクはスチールにより大きく丈夫で収容力も高いものが普及し、木製のものはロールトップデスクを含め、徐々に市場から姿を消していきました。

 ただし、ロールトップデスクのような往年の木製オフィスデスクは、アンティークとして価値が高い場合もあるようです。好事家の皆さまの関心を集めるくらいの優れた工芸であった事が伺えます。

オフィスデスクと鍵

 現代においては、オフィスデスクの鍵はやはり、引き出しにかけるものになります。引き出しは、袖机である場合とワゴンである場合とがあります。固定席を設けないフリーアドレス形式のオフィスであれば、個人の手元にある書類やノートPCの類を、移動が容易であるワゴン式の引き出しもしくは小口のロッカーに収納し施錠する事になります。
 
 オフィスにおいて、デスクすなわち「席」は、その時それぞれのオフィスワーカーに割りふられている「アドレス」に他なりません。自席で発生する・自席を通過する文書や情報などには、少なからず着席者の責任が付与されます。逆にいえば、文書や情報を次の当事者にトスするまでの間は、闇雲に他者には触れられたくないものでしょう。デスクに施錠を行うという事は、執務上にパーソナルな空間を確保する、という事がいえます。
 なお、顧客情報などの重要文書・重要情報などは、極力、個人管理にならない事が望ましいといえます。こういった性格のものは、書庫やシステム収納家具、もしくは電子上などの共用収納スペースに収め、一括管理される事が理想です。
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