デスク引き出しについて解説します。オフィスデスクの収納のメインです。

オフィスデスクの引き出しとは

 「デジタル大辞泉」によりますと、引き出しとは“机・たんすなどに取りつけて、抜き差しができるようにした箱”を指すとの事です。「抽斗」とも書く、とありましたが、オフィスデスクの引き出しで抽斗の文字はまず使われません。
 取りつけの、抜き差しできる収納全般を指して、引き出しという言葉があります。オフィスデスクの引き出しも、ひと括りに“引き出し”と呼ぶ事が多いのではないでしょうか?

 オフィスデスクの引き出しには、実は2種類があります。デスク天板の裏にレールがある薄い引き出しと、袖机やワゴンの引き出しです。形状や収納能力に違いがありますので、事前と使い分けがされると思います。
 一説によると、薄い方の引き出しは収納のためにあるのではなく、常に空の状態を保っておくものなのだそうです。では何に使うかというと、終業時に机上のものを全部しまい、机の上をきれいにした状態で退社する。従来はそういう使い方をしていた、という事です。真偽は俄かにはわかりかねますが、一定の説得力は感じますね。

 袖机はシリンダー錠などで施錠できるようになっている形式が一般的です。また、オフィスデスクの一部のシリーズでは、薄い方の引き出しも施錠できる仕様を用意しています。

袖机 引き出しのバリエーション

 オフィスデスクの天板から床上までの引き出しを袖机といいます。デスクの片側に袖机があるものを片袖机、両側にあるものを両袖机といいます。また、デスクから独立した単体の袖机のうち、デスクと並べて使うものを脇机、デスクの天板下に入る高さの袖机に車輪がついたものをワゴンといいます。

 袖机は、オフィスデスクの収納のメインといえます。使い勝手の面から、段数・引き出しの厚み(高さ)・収納内寸の長さなどにバリエーションが設けられています。段数には、2段から4段までがあります。厚みには、天板裏の薄引き出しと同じ厚さ、B4・A4兼用の厚さ、A4用の厚さ、それ以外の端数的な厚さがあります。収納内寸の長さには、標準タイプとロングレールタイプとがあります。
 オフィスデスクの一部のシリーズには、1段引き出しタイプが用意されています。これは、収納を引き出すと横向きのオープン書庫になっている、サイドオープンと呼ばれるものです。また、日本製のオフィスデスクの引き出しは最大でも4段までが主流ですが、欧米圏のオフィスデスクには5段以上の引き出しが伴う事例がままあるようです。
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