オフィスデスクレイアウト

レイアウトの種類

 オフィスデスクの配置方法にはいくつかの種類があります。

・対面対向式
・同向式
・左右対向式
・背面式
・ベンゼン式
・十字式
・卍式
・キュービクル式

本稿ではそれぞれについて簡単に解説していきます。

対面対向式

 単に対向式ともいいますが、後に述べます左右対向式との区別のため、本サイトでは対面対向式と表現しています。
 日本のオフィスで頻繁に見られる配置方法で、英語では“island office”と呼称されるように、島状にデスクを配列します。ひな壇の位置に上長席を設ける事もしばしばです。

 オフィスデスクのレイアウトとして汎用性が高く、フリーアドレスデスクの仕様も、対面対向式をベースとして設計されています。
  
 同じ「島」の中でのコミュニケーションが密になりますが、反面、閉鎖的にもなりやすいという特徴があります。

同向式・左右対向式

 同向式はスクール式とも呼ばれます。
同向式の名の通り、オフィスデスクを同じ向きに揃えて配列します。
ワーカーがみな同じ方向を向いて執務するため、一体感が高まります。
デスクはオフィスの出入口に向かっている場合がほとんどで、来客に背を向ける事がありません。
対面対向式に比べて倍の動線を必要としますので、スペース効率は下がります。

 左右対向式はクラスタ式ともいいます。直線状に並べたテーブルや収納に、デスクの側面が接する形で配列されます。デスクの向きは直線の左右で逆向きになり、並列する上下のエスカレーターのように左右で互いに対向します。
 デスクは単体で縦に並ぶ形になります。ワーカーのプライバシーとコミュニケーションがそれぞれほどほどに保たれる一方で、配線が枝状に広がるため、やや煩雑になります。
 

背面式・ベンゼン式

 背面式は同じチームのワーカーが背中合わせになるようにデスクを配列します。デスクの前にはローパーティションが設けられ、ワーカーの集中力を高めます。また、ワーカーがチェアごと後ろを向けば、すぐにチームで打ち合わせが行えます。
 パーティションが必須となるため、そのぶん、若干コスト高になります。

 ベンゼン式は120°のブーメランデスクで用いられるレイアウトです。ブーメランデスク3台を頭合わせにしてY字型を作り、これを連ねます。
 ワーカーのプライバシーとコミュニケーション効率とがともに高く、配線の利便もよいのですが、スペース効率はよいとはいえません。

十字式・卍式

 十字式と卍式は概ね同じです。オフィスデスク4台を、中心に正方形のスペースを空けて十字型に配置するのが十字式、中心にスペースを空けずに卍型に組み合わせるのが卍式です。4台のデスクは90°ずつ向きを変えます。
 ワーカーのプライバシーとコミュニケーション効率とがともに高く、配線の利便もよいのですが、スペース効率はよいとはいえません。
 

キュービクル式

 ローパーティションで個室を作るレイアウトです。欧米圏や外資系の企業でスタンダードになっていたスタイルです。
 ワーカーのプライバシーと集中力を確保する面では非常に効果が高い一方、管理面に難が出ます。
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